新型コロナ感染症の重症化率と死亡率
新型コロナ感染症の重症化率と死亡率
- ワクチン接種の普及とウイルス自体の弱毒化によって重症化率、死亡率とも大幅に下がっています
- しかし、60〜70歳代では0.18%、80歳代以上では1.69%の死亡率があり、90歳代以上になると2.6%と40人に1人以上が亡くなっています
- したがって、重症化予防薬を飲むべきなのは、基本的には60歳以上だと考えられます
- 50歳代以下では重症化率0.03%、死亡率0.00%です。しかし、非常に低い確率とはいえ、30〜50歳代でも10000人の感染者のうち1〜2人は亡くなっています
*石川県、茨城県、広島県のデータを用いて厚生労働省が産出した資料を利用
- 年齢が上がっていくにつれ重症化率も死亡率も上がっています
- しかも、年齢とともに、重症化した場合の死亡率も高くなり、90歳以上ではなんと95.6%です
- この統計では、ワクチン接種の有無、回数、基礎疾患の有無と種類による違いは分かりません
- しかし、ワクチン未接種で重篤な基礎疾患があれば、重症化率も死亡率ももっと高くなると思われます
- 文献
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厚生労働省「(2023年4月版) 新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」
https://www.mhlw.go.jp/content/000927280.pdf
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厚生労働省「(2023年4月版) 新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」