看護部

ごあいさつ

平和台病院看護部は「人間性の尊重」を看護の理念に掲げ、人としての思いやりを大切に心をこめた看護の実践を目指しています。

また、患者様へより良い看護を提供するためには、現場の看護師が安心して働くことができる環境が必要です。
患者様を第一に考えると共に働く人も大切にして、お互いを思いやり、成長し合える職場環境への取り組みを進めていきたいと考えています。

統括看護部長 作佐部 紀子(さくさべ としこ)

看護部理念

私たちは、心のこもった安心で快適な看護を提供します。

看護部基本方針
  1. 個人の尊厳を大切に、思いやりのある看護を実践します。
  2. 質の高い看護を目指し、常に学ぶ姿勢を持ち能力向上に努めます。
  3. 安全に対する感性を高め、医療安全に努めます。
  4. 個別性を尊重し、患者さまのニーズに対応できるチーム医療を推進します。
年度ごとの看護部目標

毎年度、重点課題として、具体的な目標を設定しています。
これをうけ、各病棟では、さらにブレイクダウンした方針・目標を設定し、1年間の指針としています。

看護部委員会活動

看護業務の円滑・充実・向上を図り、質の高い看護サービスを提供するために看護部に6つの委員会をおき、月1回活動をしています。
委員会は活動状況を各月の看護部師長会議で報告をしています。
また、年度末には年間の活動を評価し、師長会議で報告すると共に、報告書を看護部長に提出しています。

委員会の種類とその目的
教育委員会
専門職業人としての成長・発達を支援する
業務委員会
看護業務の改善、統一をし、業務の円滑を図る
安全管理委員会
患者さんに安全な療養環境を提供するとともに、看護職が事故を未然に防げるように支援する
接遇委員会
専門職業人としてのふさわしい接遇マナーを身につけ、実践できるように支援する
環境整備委員会
患者さんに安全で衛生的かつ快適な生活環境を提供する
感染対策委員会
患者さん及び自己の種々の感染から防止できるよう支援する
記録委員会
適切な記録のため、看護記録の監査・指導を行う
身体抑制廃止委員会
適切な対応と廃止に向けた策定
看護職員の負担軽減および処遇改善に関する取り組み事項

当院では看護職員の負担軽減および処遇改善に資する計画を策定、以下の取り組みを進めています。

1.看護職員の負担軽減および処遇改善に資する体制
  1. 1)看護職員の勤務状況の把握等
    • 残業時間を発生させない、または最小限にする体制作り
    • 夜勤は連続2回まで、休憩時間の確保
  2. 2)多職種からなる役割分担推進のための会議※
    • 年4回開催 各部署より1名、看護部より副部長が参加
  3. 3)看護職員の負担軽減および処遇改善に資する計画
    • 計画策定
    • 職員に対する計画の周知(WEBへの掲載)
  4. 4)看護職員の負担軽減および処遇改善に関する取り組み事項の公開
    • 病院HPに掲載および院内掲示
2.具体的な取り組み内容
  1. 1)業務量の調整
    • 時間外が発生しないような業務量の調整
    • 状況に応じた他フロアからの応援体制
  2. 2)多職種との業務分担※※
    • 救急救命士による救急センターおよび外来における診療介助
    • 薬剤師による持参薬管理、病棟ミキシング、退院時服薬指導
    • リハビリスタッフによるリハビリ室までの患者送迎、排泄介助など
    • 臨床検査技師による外来採血業務、検査説明
    • 放射線技師による送迎を減らすベッドサイドでの検査対応
  3. 3)妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮
    • 院内保育所、夜間保育の実施
    • 夜勤減免制度
    • 柔軟なフロア異動(配置転換)
    • 育児短時間勤務
  4. 4)看護補助者の配置
    • 看護補助者の業務範囲の見直し
    • 看護補助者の継続的な夜間配置
  5. 5)委員会、研修会の実施は勤務時間内を基本とする
  6. 6)多様な勤務形態の導入
    • ライフスタイルに応じた柔軟な勤務形態変更
    • 夜勤専従者の確保
    • フレックスタイムの導入
  7. 7)安定的な欠員補充と定着促進
    • 入職後フォローの充実
    • HP(リクルートサイト)の見直し、改訂
    • 有給休暇取得促進のための環境整備(役割分担の推進)

※働き方改革に向けた取り組みの一環として、多職種でのタスクシフト・タスクシェアを推進するために役割分担計画を作成、各部署リーダーシップのもと積極的に行動していく。

2022.4.1
医療法人社団創造会
平和台病院