
塩分の摂り過ぎに注意
高血圧が怖い病気であることは皆さん良くご存知だと思います。少し古いデータですが、 2002年の国民生活基礎調査によりますと、寝たきりの原因として、一番多いのは脳血管障害(33.6%)、次は高齢による衰弱(13.5%)ですから、ダントツです。高血圧を放置すると脳血管障害をおこし、寝たきりになるリスクが高まります。医師による治療を受けることは絶対必要ですが、減塩に留意することが大切です。
日本人の塩分摂取量は11~12gといわれていますが、6g以下が最適といわれています。
厚生労働省作成の「塩分を控える為の12ヶ条」がありますので、ご紹介します。
- 薄味になれる
- 漬物、汁物の量に気をつける。
- 塩は食品の表面にさっとふりかけると少なくても塩分を感じる。
- しょうゆやソースはかけて食べるよりつけて食べる。
- 酸味(レモン、すだち、かぼす等かんきつ類や酢)を上手に使う。
- 香辛料(とうがらし、コショウ、カレー粉)を使い、味付けに変化をつける。
- 香り(ゆず、しそ、みょうが、ハーブ等)を利用する。
- 香ばしさも味方。
- 油の味を利用する。(脂質のとり過ぎにならないように)
- 酒の肴に注意。(塩分が多いものがある)
- 練り製品、加工食品には気をつける。
- 食べ過ぎない。
平和台病院には管理栄養士がおり、栄養指導をしています。
気になる方は医師にご相談ください。詳しくご説明いたします。