薬剤科
平和台病院の薬剤科は5階エレベーター前にあります。
外来処方箋は在宅の患者さまなどに限って取り扱いを行っているため、病院内に薬剤師はいないと思っておられる患者さまもいらっしゃいます。
顔の見える薬剤師を目指し、患者様のためになる薬剤師でありたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
現在どんな仕事をしているかをご覧頂いて、誰が薬剤師か、気がついていただけると嬉しく思います。
5階では調剤を行っております。
入院患者さま、老人保健施設の入所者さま、在宅患者さまのお薬を調剤しております。
基本的にお薬は1回分ずつ分包し、お名前の入ったお薬が手元に届くようにしております。
当院では電子カルテシステムを導入して、医師が入力したお薬の内容が調剤の機械に転送され、薬剤師の知識と、機械に入力されているデータから飲み合わせを確認してから調剤しております。
飲み薬だけではなく注射剤も調剤しております。
現在病棟で注射剤の混注の勉強をしておりますが、3月より新館で無菌調剤を開始いたします。
こんな姿でいたら無菌操作で注射剤を作っている薬剤師です。
病棟では入院患者さまにお薬の説明と、看護師管理のお薬があるときにはその配薬のお手伝いをしております。
入院時にお持ちになっていただいたお薬の鑑別は薬剤師が行っております。入院されてくる患者さまにはお薬手帳などを持ってきていただいてご協力いただいてありがとうございます。
入院中のお薬は薬剤師もご報告に枕元に伺いますが、お薬の袋にもシールをつけておりますので、それを薬袋から剥がしてご自分のお薬手帳に張っていただくと入院中のお薬の推移も把握できますのでご活用ください。
当院ではお薬はすべて欲しいものを欲しいだけ購入するのではなく、医師、薬剤師で構成している薬事審議会で決まったものを購入しております。
使用する患者さまに利益があり、不利益を蒙る事のないような選択をしておりますので、他の病院で置いてあっても当院ではおいてないお薬もありますので、ご承知いただけると助かります。
来年度から薬学部の学生さん(5年生時)に病院実習を行うことが必須となりました。当病院も学生さんを受け入れます。
病院の患者さまのご親戚の方が、当院を知っていただき、大きくなって当院で実習を行い、当院に入職してくれるといいなと思っています。